第59回 川崎市学校歯科保健協議会
H20.7.3(木)中原区の”会館とどろき”にて、川崎市公立学校の学校歯科医/養護教員を中心とした川崎市学校歯科保健協議会会が行われました。
講堂は150名の出席者(内60名 養護教諭、90名 学校歯科医および歯科医師会会員)ほぼ満席でした。今回の協議会のメインテーマ『食育を通じた児童生徒の歯科保健活動の現状・課題・展望』について、事前に集められた食育に関するアンケートの結果、講演、最後にディスカッションの3部構成で行われました。
そもそも、食育とは『食は生きるうえでの基本であって、人は共食をし、家庭の味を共有することによる連帯感、心の伝達を無限の中で行い、さらには人間形成を行ってきた。食をもって人を育むのが「食育」である。』と定義されています。
アンケートではその認知度が今回の出席対象者で広く知れ渡っていることが示されつつも、残念ながら具体的な指導法や実施には上手く至ってないとの結果報告がありました。それらについて学ぶうえで、今回の2人の演者の講演が行われました。
講演① 「頭で食べる食習慣の必要性 ~噛み方で形成される食習慣と、肥満の関係~」
講師 横浜市瀬谷区役所福祉保健センター福祉保健課の管理栄養士、小西 智子氏
心の栄養と体の栄養のそれぞれの具体的背景と指導法が紹介されました。小西氏の企業やJリーグ選手への管理栄養士としての豊富な経験、とくにトップアスリートがどのような成功体験から厳しい自己管理を強いていられるのかとう、発育の成功の秘訣が食にあるという興味深い内容でした。
講演②歯科保健からみた食育の実際
日本学校歯科医会副会長(岐阜県開業)の拓植 紳平氏
食育とは、
(1)食べ物(栄養、産地)
(2)食べ方(回数、量、Chewing cycle.組み合わせ、バランスまた、食器や姿勢など)
からなりたっていて、歯科保健全般はすべて食育につながっているとの氏の持論が展開されました。
子供は楽しくないと続けてやらない。よって知的好奇心を刺激する指導法が具体的に紹介されました。
以前は”甘いもの飲むな、食べるな、歯を磨け”一辺倒の指導から」、選んでたべよう。歯によい食べ物を自分で選択する。
(命令指導から考えさせる指導へ)と変容している認識が深まりました。
また、第72回全国学校歯科保健研究大会が2008年10月16日(木)~17日(金)パシフィコ横浜で開かれる告知がありました。関係各位は地元での開催でもあるので、奮って参加していただければと思います。
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