川崎市歯科医師会100周年記念市民公開講座
「糖尿病と歯周病のアブナイ関係」
― 健口から健幸へ ―
川崎市歯科医師会は創立100周年を迎え、記念事業として市民公開講座を開催しました。テーマは身近な糖尿病と歯周病についてです。

日 時 : 令和元年12月15日(日) 午後1時~4時30分
場 所 : 川崎市総合福祉センター(エポックなかはら)
テーマ : 糖尿病と歯周病のアブナイ関係  ~健口から健幸へ ~
講 師 : 獨協大学教授・経済アナリスト 森永 卓郎 先生
     日本糖尿病学会専門医 西田 亙 先生

第一部の糖尿病専門医・西田亙先生は「健口から健幸へ」を合言葉に全国飛び回って講演されていて、糖尿病をはじめとする多くの体の病気がお口の健康と深くつながっているという興味深い話をとてもわかりやすく、軽快に、笑いを交えお話しいただきました。また歯周病菌がアルツハイマー病と関連している最新の知見も紹介され、お口の健康の重要性を熱く語られました。

第二部では「がっちりマンデー」はじめ多数のメディアでおなじみの獨協大学教授・森永卓郎先生にご自身の糖尿病克服体験談や生活習慣病予防による医療費削減効果など経済アナリストとしての見解も頂戴しました。

第三部の両講師によるトークイベントでは、重度糖尿病であった森永卓郎先生と、糖尿病と日々戦う内科医・西田亙先生の掛け合いが非常に興味深く、内容はシリアスなのにユーモアを交えて笑いを誘う軽快なやり取りを伺うことが出来ました。

会場から惜しみない拍手が送られて市民公開講座は幕が引かれました。この公開講座の内容をぜひご家族やお友達に広めて頂けたらと心から思います。かかりつけ歯科医と一緒に「健口から健幸へ」を実践していきましょう。

 

        公益社団法人 川崎市市医師会

川崎市歯科医師会100周年記念市民公開講座