未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症ですが川崎市においてもオミクロン株が猛威を振るい、令和4年1月21日には神奈川県に まん延防止等 重点措置が発令される事態となりましたが、2月に入っても一日の新規陽性者が7,000人を連日超える患者等が確認されていて3月6日までまん延防止等 重点措置の延長が決定しました。
 幸いにも、神奈川県内でこれまで歯科治療を通じた感染によるクラスター報告はありません(令和4年1月28日時点)。

 現在治療途中の方だけでなく、定期検診の予約をされている方もご自分の判断で通院を中断することは健康被害を招く可能性がありますのでかかりつけ歯科医に相談するようお願いいたします。
 歯科医院では今回の新型コロナウイルス感染症拡大以前より、日頃から感染予防のために患者さまごとの治療器具の消毒滅菌、待合室の消毒、マスク、グローブ、ゴーグルの着用など標準予防策(スタンダードプリコーション)を徹底しています。さらに換気の徹底と3密を避けるために予約の人数、時間の調整などの対策を実施しております。 
 お口の中が不衛生だと、細菌性の肺炎リスクが上がり、新型コロナウイルス性肺炎に罹患した際、重症化しやすいことが知られています。今は誰もが新型コロナウイルス感染症にかかる可能性がある時だからこそ、命を守るためにも口腔ケアが大切です。

 新型コロナウイルス感染症陽性者及び濃厚接触者の方で、激しい歯の痛みや歯肉の腫れ等でお困りの方は区役所担当者に、また感染症の疑わしい方で同様のお困りの方はかかりつけ歯科医院では対応が難しいため、まずお住まいの区の帰国者・接触者相談センターにご連絡ください

 

<歯科医院受診の際は以下のご協力をお願いいたします>

 ・来院時は検温し、必ずマスクを着用してお出かけください。

・待合室でマスクを外しての会話はご遠慮ください。

・来院時及びお帰りの際は手洗いまたは手指の消毒をお願いいたします。

 

<以下のような症状をお持ちの方は受診を控えてください>

・息苦しさ、強いだるさ、高熱のいずれかがある。

・比較的軽いが、風邪のような症状が続いている。

・突発的な味覚、嗅覚の異常がある。 等

 

 

(厚生労働省の公式ウェブサイト)

新型コロナウイルス対策を踏まえた適切な医療機関の受診(上手な医療のかかり方)について

https://kakarikata.mhlw.go.jp/corona/index.html

 

 

コロナ禍でも医療機関で必要な受診を!

1.過度な受診控えは健康上のリスクを高めてしまう可能性があります。

2.コロナ禍でも健診や持病の治療、お子さまの予防接種などの健康管理は重要です。

3.医療機関や健診会場では、換気や消毒でしっかりと感染予防対策をしています。

4.健康に不安がある時は、まずはかかりつけ医・かかりつけ歯科医に相談しましょう。

 

 

 

公益社団法人川崎市歯科医師会

新型コロナウイルス感染症対応について